修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2016.06.17【Vol.1351】
渡良瀬遊水池は初夏を感じる暑さで、暑い時は子供も大人も水遊びが一番とヨットやカヌーで風に吹かれます。
梅雨時前が桑の実の収穫時期です。古河にお住まいのカメラ修理教室の方より連絡が入りまして他の受講生と共に出掛けたのです。
最初に湖畔の木が美味しいと言うのですが、摘み取りやすい場所は誰もが目指すようです。
では、と何時もの三国橋際で摘み取るよりは揺すって落とします。
枯れ枝も、葉っぱも、未熟実も同時に落ちますので、後ほどの選別に労を要します。
隠居人完熟実を手摘みしますが捗りませんでした。
桑の実は鮮度が需要。疲れに鞭打ち洗い未熟実・ゴミや枯れ枝を分別します。
取りあえず夜も更け火入れのみと致し、圧力鍋に入りきらないのは冷凍保存します。
桑の実の重量が分からない。最初に300gの甜菜グラニュー糖を加え、都合600gになりました。香り付けと酸化防止にイタリア産レモンチェロを加えたところでATAGO製糖度計の値を確認します。
程良い値でもあり、親から戴いた味覚も「良し」の判断を致します。
渡良瀬遊水池には桑の木の大木が数多点在しており、採取に制限など無く叱られることもありません。場所によりましては入り組んだ水路に落ち無いよう注意が必要ですね。
又、桑の実の果汁を衣服に付けるとシミになりますのでボロ着で十分なのです。
効能として、その色合いからポリフェノールが豊富で抗酸化作用をもつビタミンEが豊富に含まれています。
参加者から戴きました宿題も人数分完成いたし、渡すのみとなりました。