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2013.06.28【Vol.122】

雨の撮影の話 その2

雨1

雨2

雨3

雨4

雨上がりの空

どうしてもこの季節になると雨の日が多くなります。連続的に続く雨模様は撮影にもいろいろと支障をきたします。昨年の同じ頃にも同様のお話をしましたが、やはり雨の日ならではの被写体を見つけるという頭に切り替えるほかないようですね。

葉っぱについた水滴、水の波紋、街灯で照らされた濡れた地面などの情景はとてもきれいということは前回お話ししたとおりです。他には雨をイメージさせる被写体を狙うのもOKです。雨が降っている最中でなくても水滴や濡れた地面は撮影できますし、雨傘を撮影しても雨を連想することができます。また雨上がりの空を撮影するのもいいでしょう。どんよりとした曇り空からわずかに見える晴れ間など雨上がりの情景として見せることができます。もともと色が少なくグレーがかる印象の雨の日の情景ですので、モノクロで表現してみるのもいいでしょう。

雨粒そのものの撮影といったように具体的なアプローチだけではなく、どちらかというとイメージ性を高めて撮影するとおもしろい被写体です。家にいながらにしてちょっと窓の外を観察しただけでも撮影できる身近な被写体だからこそ、ご自身ならではの発見を生かした撮影を楽しんで見ましょう。

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