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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2013.11.15【Vol.142】

展示車輌を撮影してみる

梅小路蒸気機関車館

鉄道博物館1

鉄道博物館2

鉄道博物館3

日本各地には静態及び動態保存されている鉄道車輌があります。特に埼玉県大宮にある鉄道博物館は国内最大級の展示施設です。蒸気機関車、新幹線、客車、貨車及び鉄道に関連する設備が揃い、カメラを持った人も多く撮影スポットとしても定着しているようです。

動いている現役の車輌ではなく、流し撮りのテクニックや撮影位置の問題を気にすることなく気軽に撮影できます。ただし博物館と言われるような場所は比較的外光が入りにくく薄暗い場所が多い為、手ブレに注意が必要です。ノイズが気になるのは承知でもISO感度1600程度に挙げないとかなりのスローシャッターになります。もしくはF1.4 F1.2などの大口径レンズで対応すればシャッター速度をかせぐこともできます。屋外展示であればシャッター速度の問題はありませんが、背景の様子、看板、柵などがなるべく鉄道車輌にかぶらないようにするなど配慮が必要です。また、蒸気機関車など黒い被写体や動輪の部分などは大幅にマイナス補正することで、質感がでてきたりしますので、露出を変更して複数撮影しておくことをオススメします。

撮影対象は車輌そのものの単体、特にカオと呼ばれる正面を捉えたもの、側面や車輪などの足まわりの様子から、行き先方向幕だけを狙うのも面白いものです。客車であれば車内に入ることもでき、シートの配置なども狙えるでしょう。鉄道博物館や交通博物館といった場所以外にも、旧操車場跡や市民公園などに屋外展示している車輌もあります。地域に保存されている鉄道車輌を一度調べてみると面白いかもしれません。

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