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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2017.07.28【Vol.332】

花火を撮影してきました

足立の花火 1

足立の花火 2

足立の花火 3

先日、足立の花火が開催されたので撮影にいってきました。例年多くの人で賑わいますが、今年は天候も良かったためか、開始19時半というのにすでに3時間前から多くの人で会場の荒川河川敷は賑わっていました。

河川敷での観覧ということで多くの人が土手の斜面へ座って陣取ります。こちらも通年どおり三脚を設置して待機していました。すると、警備の方からアナウンスがあり、三脚の土手斜面への設置が警察の指導でこのたび禁止とのことでした。例年特に注意されることがなかった比較的安全と考えられる場所でしたが、詳しく聞くと、どうやら僕が三脚を設置していたまさにそのポイントで昨年三脚が転倒。斜面下で観覧していた人に機材がぶつかりトラブルになったとのことでした。開始30分前ということでしたが何とか平地に移動して事なきを得ました。不慮のトラブルではあったでしょうが、撮影時のマナーやルール、三脚を使用した際のトラブルはよく聞こえてきます。三脚使用に関してあらかじめ心得た上でしっかりと細心の注意で撮影に挑みたいものです。

さて、当日は風が右へ流れていたようで、どうしても花火の大輪を丸く写すことが出来ませんでしたが、煙はすぐに消えてくれたので比較的すっきりした撮影ができました。

撮影方法は2015年の8月のコラム「花火を撮影しよう」に詳しく書いていますが、バルブに設定、絞りはF13~F16「黒いうちわ」を利用した多重露光で撮影しています。今回の作例は打ち上げ場所から直線で約1kmほどの距離。レンズは100mm~135mm程度の焦点域で撮影したものです。レンズ内手振れ補正はOFF、ピントはマニュアルで遠景のものにあらかじめ合わせておきますが、操作に慣れている場合はやはり花火に合わせます。またズームで焦点距離を変更するとピント位置がずれるレンズがほとんどですので、そのたびにピント位置修正が必要になってきます。

見るだけでも美しい花火、デジタルになって撮影も楽に行えるようになりました。WBもISO感度も変更できます。お近くの花火大会に出向いて撮影にチャレンジしてみましょう。

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