カメラのキタムラスタジオマリオカメラのキタムラ

デジカメプリント・フォトブック・カメラのことはおまかせ!

閉じる

種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2017.08.11【Vol.334】

色を意識して撮る

光は写真にとって最も大切な要素です。そしてそこに写る色は光の反射によって得られるものです。その強弱によって色の表情は変化していきます。今回は色のある被写体を探しに街へ出かけてみました。

色のある被写体を探しながら歩いてみると沢山の被写体に出会えます。カラフルで一番街中にあふれているものとして自動販売機がまず目に付きます。特に日本は自動販売機の数が多いことでも有名ですね。自動車も色がある被写体の候補ですが、白や黒、シルバーといった少し落ち着いたトーンのものがよく目に入ってきます。商店やレストランなど、店先の表情は色のあるものが多いでしょう。レストランであればフランスやイタリアなどの国旗があったり、ワインボトルが店先に並んでいることもあります。ついでに酒屋さんのビールケースも黄色や赤色など原色でカラフルな被写体です。色にこだわって街を歩いて見ると普段気にかけなかった場所でも色が目に飛び込んできて思わぬ被写体の発見につながってくれます。

初めにも書きましたが、光と色は密接な関係にあります。色のある被写体を撮影するときに光の向きや強さも同時に観察するといいでしょう。光が弱ければ色は薄く淡くなり、反対に強い光が当たれば色はくっきりと濃く表現されます。順光のように被写体正面からまんべんなく光が当たれば、そこに写る色はコントラスト高く表現されます。ただし順光とはいえ薄曇でやわらかい光になれば同じ色でもやや淡く表現されます。

時間帯、天候、季節それらの変化がもたらしてくれる光によって同時に変化する色の表情にも注目して撮影してみてはいかがでしょうか。

関連するコラム

2017年のコラム一覧へ

2017年のコラム一覧へ


LINEで送る
 
年賀状印刷なら最短1時間のカメラのキタムラ 2025巳年(令和7年)
年賀状印刷なら最短1時間のカメラのキタムラ 2025巳年(令和7年)