修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.11.08【Vol.1020】
メイヤーレモンを戴いた帰りに裏道でお値打ちのシャインマスカットを見つけました。
先に作りました巨峰・山葡萄が美味しく色味良いジャムが作れると思ったのです。
メイヤーレモン果皮の苦味を取るために湯がきましたら緑が消えていきました。
メイヤーレモン果皮を加えるのを断念し果肉のみとしました。
種は苦味の元になるので予め除き、ザク切りにします。
シャインマスカットは皮のまま八等分に切りました。
ジャム向きの紅玉リンゴの果皮を剥いて加えます。
下拵えした材料とグラニュー糖30%260gを塗し、圧力鍋に入れ1時間程放置して果汁の滲み出しを待ちます。
加圧5分して蓋を開けたのです。お~っ!!緑が消えてしまったのです。
緑を残すのは難しいのか?急ぎWebで検索致しますと、葉緑素(クロロフィル)は熱に弱い。とありました。加熱して煮詰めないとジャムにならないから仕方ないですね!
巨峰・山葡萄の際はハンドブレンダーで粉砕致しました。
シャインマスカットの果皮は柔らかいので粉砕せず果肉の形を残したプレザーブと致しました。
少し気になりましたのはメイヤーレモンの内果皮が白く残ったことです。
シャインマスカットの生食はとても美味しいく一人占めしたいほどですね!
それを惜しみなくジャムの材料とした訳です。出来上がりを味見してみました。
赤系の巨峰・山葡萄と比べると風味が全然違います。
加熱したことで葉緑素が変化したからなのでしょうか?それとも加えました青メイヤーレモン・紅玉リンゴに影響を受けたのでしょうか?
作り終えて日が経ちましたら風味に変化が出ました。材料同士が馴染んだのでしょうね!
馴染んだことで若干のエグミが消え、一口に表現すれば好みの白ワインと言ったところです。