修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.12.27【Vol.1040】
埼玉菜園の次郎柿も異変が起き早々と熟し落果してしまいました。落果した熟し柿は天然の酵母菌で発酵し樹の下は酢酸臭が致します。
柿酢作りは甘柿より渋柿が適しているとありました。
皮の表面に付着している天然酵母菌により発酵し、柿酢が出来上がるようです。
簡易的には酢に漬ければ完成と言う手もあります。
干し柿作りで大量に出ました皮を利用して添加物を使用しない素材100%の柿酢作りを試みることにしました。
柿酢を求めると良い値段が致しますね!酢は一般的に体に良いとされています。
柿酢の効用はとなりますね!柿にはタンニン・カリウム等の高血圧を予防する栄養素が豊富に含まれていますので高血圧の予防になるようです。
その他に抗酸化作用・抗アレルギー作用・脳卒中予防と加齢の隠居人に取りましては有り難いですね!
梅酒用の硝子保存瓶に仕込みました。時間の経過と共に天然酵母菌が増殖して行く物と思います。コバエ侵入防止とガス抜きを兼ねて投入口をタオルで覆っておきます。
仕込みましてから3週間目、天然酵母により発酵分解し表面まで水?が上がり、盛んに炭酸ガスの気泡が発生しています。臭いを嗅ぐと酢特有の香りがしました。
仕込み後30日目です。渋柿皮は麹菌により分解されて徐々に姿を変えています。
白く見えるのは麹菌のコロニーで盛んに分裂繁殖している様子が窺われます。
仕込み後70日目です。麹菌により更に固形物が分解され、嵩が減りましたのを確認できました。臭いは酢そのもので異臭はしません。と言うことは順調に発酵が進んでいる証拠です。室温が低下してきましたので炭酸ガスの発生が少なくなった気がします。
エアーパッキンを巻いて温度を保ち、もそっと発酵の進み具合を見守ることにします。