修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.03.01【Vol.925】
何気に埼玉菜園の帰りに北千住で途中下車しルミネを散策しました。
何時、出店したのでしょうか?見慣れた名のお店(富沢商店)があります。吸い込まれるように品揃えを確認してしまったのです。すると冷凍コーナーでラズベリー(250g・880円)を見つけました。
過日求めました紅玉林檎と合わせるとどの様な風味になるのか?求めたのです。
其れまでは、必要な時は新宿京王百貨店8Fまで出かけておりました。これからは、交通費節約を兼ね途中下車する事にします。
紅玉林檎の芯は破棄せず、クエン酸を加えてリンゴペクチンを抽出します。
リンゴ4個分の芯と水500ccから180ccのリンゴペクチンが抽出されました。
抽出しましたリンゴペクチンはリンゴジュースのようで、好みで砂糖・蜂蜜を加えると美味しいですね!芯を冷凍保存しておいて量が確保できました時に作ると食物繊維豊富な健康飲料となります。
ジャム作りには欠かせないチリ産白ワイン300ccを煮切ります。
皮を剥き刻みました紅玉林檎340gとラズベリー180gに煮切りました白ワイン・リンゴペクチンを加え加熱致しました。。
ラズベリーの色素で紅玉林檎が染まり始めたと共に灰汁が出始めました。
灰汁は丁寧に掬い取ります。
紅玉林檎が透明感を増したころに甜菜グラニュー糖150gを数回に分けて加えていきます。
酸味付けに八朔1個の果汁を加えました。この後、好みの粘度にしまして火を止めました。
ラズベリーの果実は溶けてしまいましたが、種の粒粒感と情熱的な色身に仕上がりました。
イチゴは種の部分が、本来の果実であるようですがラズベリーも同じなのでしょうか?
子供のころに摘んで食べましたラズベリー(木イチゴ)は淡いオレンジ色で甘かった記憶があります。ラズベリーは多くの品種があると言う事ですが、甘いと思っていましたチリ産ラズベリーは酸味ある品種のようです。
紅玉林檎も酸味があり、ラズベリーも酸味がありましたから仕上がり時、酸味を強く感じました。翌日の味見では、糖分と酸味が仲良くなったのか?眠る事でお互いが近づけたのか?良い感じとなりました。
過日差し上げました原宿のお姉さんから教わりましたのは、アイスクリームに掛けて味わう方法です。その時と同じハーゲンダッツのグリンティーで味わったのです。
飾りには、庭に生えていますミント葉を使用、チョイとばかり雰囲気が出ましたでしょうか?
甘味を抑えました白ワイン&ラズベリー・紅玉林檎ジャムはお互いの甘さに干渉せず美味しく戴く事が出来ました。
昨今の家庭では炬燵文化がすたれてしまったようですね!隠居人の家も炬燵がありません。炬燵でミカン宜しく炬燵にアイスクリームと行きたいものです。
余分ですが、炬燵文化の衰退はミカンの消費量に暗い影を落としているとの統計があるようです。