修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.01.11【Vol.905】
娘が埼玉菜園の次郎柿の種を植え付けて年々実を増やしまして200個の収穫になりました。甘柿の種でも渋柿になってしまうのです。でも、手数は掛かりますが楽しみもあります。一部をご近所に差し上げ120個の皮むきを致しました。
干し始めてから一月近く、手をかじかませながらの揉みを経て美味しく仕上がってきました。一度は作りかった干し柿羊羹。試みで試しましたがイヤハヤ大変な作業でした。
干し柿6個を縄から取り込みました。
蔕と種を除き刻みます。
日本橋プラザビル内にある山梨館で酸化防止剤無添加のデラウェアワインを加えて柔らかくしたのです。
所が、水分が抜けて繊維質状態なのです。裏漉しが出来ませんで、細かく叩きました。
それでも裏漉しは大変でした。
寒天と三温糖を加えて、弱火で練り込んでいきます。柿と柚の相性が宜しいので風味付けに柚果汁を加えました。
押し御握り用の木型にラップを敷きます。
偶然ですかね!木型と餡の量がぴったりとなりました。
冷蔵庫で冷やして完成です。
翌日、切り分けて味わいました。
う~ん??思ったより甘味が薄いのです。と言うことは、羊羹の甘さを出すのは相当な砂糖を使用するのですね!
納得の味を出したいと思いますが、余り手数が掛かりすぎて気持ちが萎えてしまいました。