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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2015.12.18【Vol.249】

イルミネーションを撮影する その4

イルミネーション1

イルミネーション2

イルミネーション3

冬の風物詩ともいえる街中を彩るイルミネーション。観て楽しむだけでなく、写真に収めて記念に残すのもいいものです。撮影テクニックとしては、ボケをいかしたり、多重露光を使ったり、フィルターワークで演出できます。テーマパークなどでは広大な敷地を利用したあたり一面のイルミネーションが楽しめますが、街中ですと、街路樹やショーウィンドウ、テナントやビルの飾りつけなど撮影することになります。

ボケを効果的に見せるためには望遠レンズが便利です。もちろん絞りの大きさにも影響されます。三脚があるほうが安定できますが、LEDの明かりは意外と明るくISO感度を800や1600に設定しておくと、手持ちでも十分撮影できたりします。

多重露光はカメラ側で行える場合もありますし、後からPCで処理してもいいでしょう。重ねあわす対象を選ぶのが大変(イメージが作りにくかったり、イルミネーションのサイズ感が合わなかったりします)ですので、PCの処理がなれないうちや、イルミネーションの素材が少ない場合は撮影時の多重露光がオススメです。WBは暖色系を見せる場合は特に太陽光や曇りが有効ですが、通常の青色や赤色のLEDでも太陽光モードでキレイに発色してくれます。カメラの仕上がり設定(ピクチャースタイルなど)を変更するだけでも大きく色が変更して見えますので、RAWで撮影していろいろ変換して見るのもいいでしょう。

そして、ピントについてですが、無数にちりばめられる小さなLEDにはオートフォーカスがなかなか合焦してくれない場合があります。ピントあわせに慣れが必要ですが、マニュアルフォーカスでの撮影に切り替える必要が出てくるでしょう。なお、マニュアルフォーカスを使用していると、ピント位置の変化に伴ったボケの大きさを確認することもできます。あえてピントを外したまるボケだけの写真も手軽に撮影できるでしょう。

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