動物 Vol.3
うちのわんちゃんを撮る
声をかけたり、一緒に遊んだりしてかわいい表情ややしぐさを写す
ステキに撮る
3つの
ポイント
- 目線の高さで表情を変化させる
- 背景をシンプルにして表情を引き立てる
- シャッターチャンスをねらって何枚も撮る
露出をプラス補正して白い毛をふわふわに写す
白い犬をそのまま撮影すると、白が画面を占める割合が多いほどグレーに写ってしまう。このような場合は、露出をプラス補正する。プラス補正しすぎると、白とびして毛の質感が失われてしまうので、結果を確認しながら撮影するとよい。
寝顔の撮影はストロボを使わず、ISO感度を上げる
寝顔を撮る際にストロボを使うと、光に驚いて起きてしまうので、暗さが気になるときはISO感度を上げて撮影する。ISO感度を上げすぎてしまうと、ザラついてしまうので、400程度に設定するとよい。
かわいいと感じた部分をアップで切り取る
バンザイポーズで寝ている姿をアップで撮影した。全身を収めようとせず、寝顔や肉球、しっぽ、耳などを部分的に撮ると愛らしさが演出できる。また、広角側でデフォルメしたり、マクロモードで撮ったりすると、変化のある写真が撮れる。
撮影状況
寝顔は落ち着いて撮れるので最も撮りやすいシーンです。子犬や子猫は肉球がかわいいので足の裏も入れてアップにした。
CAMERA DATA
カメラ | リコーR8 |
---|---|
撮影モード | オート |
露出 | +0.3 |
ISO | 400 |
WB | オート |
広角側で近寄ってデフォルメする
骨かじりに夢中になっているときのだらんと開いた足のかわいらしさを撮影した。広角側で撮影したときに手前側が歪んで大きく見える効果を利用して、足のかわいらしさを強調した。
ハイアングルで撮影して子犬をかわいらしく撮る
上から見下ろすように撮影すると、上目遣いの目線になるのでくりっとした目が印象的に写せる。事前にピントを合わせてから名前を呼んで目線をカメラに向かせることでシャッターチャンスを逃がさないようにする。
芝生の緑を背景にして主役を引き立たせる
人や道具がたくさんある場所で、犬を同じ目線で撮影すると余計なものが写り込んで背景が散漫になる。公園など芝生のある場所では、上から撮影すると芝生のさわやかな緑が背景になり主役の犬が引き立つ。