花 Vol.1
フラワーアレンジを撮る
窓際、外など花が美しく見える場所に移動して撮る
ステキに撮る
3つの
ポイント
- 自然光で撮影して花のやわらかさを出す
- 背景の色で花の表情を変化させる
- 露出補正で花の色を美しくする
曇った日に外で撮る
直射日光で撮影すると濃い影ができ、花のやわらかさが表現できないので、薄曇りのわやらかい光で撮影するとよい。
花の人が濁る時は露出をプラス補正する
画面に明るい部分が多いため、露出を変えずに撮影すると暗く花の色が濁って写ってしまう。露出をプラス補正し、明るく華やかな印象になるようにした。
白いテーブルクロスでやわらかい光を作る
白いテーブルクロスを敷くと、反射した柔らかい光が暗い部分に当たるので、影が目立たなくなり、花びらの質感が出る。
撮影状況
薄曇りの日に庭のテーブルで撮影。オールドローズの豪華なアレンジの中から色や形がきれいな花を選び、その花を中心にぐっと近寄ってフレーミングした。
CAMERA DATA
カメラ | ニコンD80 |
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撮影モード | 絞り優先AE |
絞り | F3.8 |
露出 | +1.3 |
ISO | 400 |
WB | 太陽光 |
同じ形を並べてリズム感を出す
ぽってりした形の一輪挿しを見下ろすように撮影。花の集まりの円と花瓶の円の対比が構図に気持ちのよいリズム感を与えている。
花器の端を切って花を大きく写す
花にぐっと近づいて花器の端を切るように撮影し、花のボリュームや存在感を強調した。花器がすべて入るように広い範囲を写すと花の存在感が薄れてしまう。