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食べもの Vol.1

手料理を撮る

食べるときと同じ感覚で撮影すると香りや味が伝わってくる

ステキに撮る
3つの
ポイント

  1. 食器の端を切ってもいいのでアップで撮影する
  2. 食べるときと同じ目線の高さから撮影する
  3. フォークやナイフ、グラスなどの小物で食卓を演出する

グラスやスプーンで無駄な空間を埋める

縦位置で撮影すると奥行きが出るが、上下に隙間ができてきびしい印象になってしまう。その場合、グラスやスプーンなどの小物を隙間に配置して余白を埋めるとよい。

ぐっと近寄って料理のボリューム感を出す

ズームの広角で近寄って撮ると、料理が引き立ちボリューム感が強調される。また、料理のつややかさがとらえられるので、よりおいしそうに撮影できる。

料理に直射日光があたらないように

料理に直射日光が当たると影が強調され、おいしそうに見えない。外や、光が入る窓際で撮る際は、直射日光があたらないように注意する。作例は、パラソルを使って光をやわらげて撮影した。

撮影状況

室内で撮ろうとしたが、室内照明のタングステンの黄色っぽい光に、窓からの自然光がミックスされるとホワイトバランスだけではカバーできない。そこで外のテーブルに置いて自然光を利用して撮影した。

CAMERA DATA

カメラ リコーR8
撮影モード オート
露出 +0.7
ISO オート
WB 太陽光

器の1/4を切り取って料理の存在感をアップ

ボリューム感や存在感を強調するために器の端を切り取る場合、器の3/4が写るような構図にするとバランスの取れた写真になる。

斜めから撮影して立体感を出す

料理は少し斜めから撮ることで立体感が出ておいしそうに見える。お弁当を撮影するときは、ふんわりと盛り付けるとさらに立体感が強調できる

光が少ない場所ではISO感度を上げる

光が少ない室内で撮影する際、ストロボを使うを光が正面から当たり料理の立体感が損なわれてしまう。しかし、ストロボを使わないとカメラブレが生じるのでISO感度を高くしたり、三脚を使ったりして撮影するとよい。

手前と奥にも食器を配置して奥行きを出す

手前に飲み物の入ったグラス、奥にもパンとグラスを配置することで奥行き感が生まれ、ピントの合っている主役のハンバーグに視点がいく効果が出た。

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