人物 Vol.1
ポートレートを撮る
アングルとズームのちょっとした使い分けで仕上がりの印象は大きく変わる
ステキに撮る
3つの
ポイント
- ピントは目に合わせる
- アップにするときは首を切らない
- 望遠側で離れて撮影して全身が歪むのを防ぐ
間接照明を活かす
雰囲気のある店内では、お店の間接照明を活かした撮影がおすすめ。被写体に雰囲気が出るとともに、メリハリのある画が撮れる。
奥行きのある背景を活かす
画面上部の間接照明の明かりと画面左側の半分開いたドアを入れて撮ることで奥行きを強調した。さらに半分開いたドアの向こうに人がいることで奥行きを出すのに効果的な背景となっている。
撮影状況
レストランでの食事中、ふと髪をかき上げた瞬間を切り取った一枚。間接照明のやわらかな光で自然な表情を撮影した。
CAMERA DATA
カメラ | リコー GR DIGITAL II |
---|---|
撮影モード | オート |
露出 | なし |
絞り | F2.4 |
ISO | 800 |
WB | オート |
補正をして、人物の明るさを適正にする
露出をプラス補正することで、背景が極端に明るい場所でも、人物が黒くつぶれない。
3分割ラインにのせ、変化をつける
縦に3分割したラインに人物をのせると、空間を写し込め、変化のある構図に仕上がる。
周りの風景を取り込んで その場の雰囲気を写す
人物を画面いっぱいに写すのではなく、あえて後ろのレンガの壁や仏像を入れるスペースを作り、その場の雰囲気を写し込んだ。人物を中心からはずすことで背景にも存在感が出た。
目線ととらえて広角で撮る
広角で近寄って撮ることで人物をインパクトの強いイメージにする。さらに顔半分が隠れているので、カメラに目線を合わせたところで撮ると目が印象的な写真になる。