雑貨・小物・インテリア Vol.3
雑貨を撮る3
お部屋のインテリアのイメージを活かすように写す
ステキに撮る
3つの
ポイント
- 背景の余計なものは片付けてから撮影する
- 背景、構図、アングルを工夫して存在感や立体感を際立たせる
- 光が少ない場所ではISO感度を上げたり、三脚を使ったりして撮影する
背景をぼかしてディテールを際立たせる
望遠側で被写体に近づいて撮影すると背景をぼかして写せる。背景がぼけると、ディテールが浮かび上がり小物の存在感がアップする。
マクロモードで背景をよりぼかして写す
小さなものは、マクロモードを使うと近くに寄って撮影できる。こうして撮ると、被写体を大きく写せるだけでなく、背景をよりぼかすことができる。
撮影意図に合った背景を選ぶ
背景をぼかすときも、背景の色には注意が必要。被写体を浮き立たせたいときは被写体と対照的な色を、画面に統一感を出したいときは同系色を背景にするとよい。
撮影状況
いつもは部屋の中から眺めている窓際に飾ったお気に入りの飾りを窓の外から撮影した。
CAMERA DATA
カメラ | リコーR8 |
---|---|
撮影モード | オート |
露出 | なし |
ISO | オート |
WB | オート |
全体を白でまとめてさわやかな印象にする
白いペンキ塗りの天井に白いペンライトが下がっているところを撮影した。画面全体を白で統一し、ほかの色を入れないようにするとさわやかな印象になる。
手前にあるものを入れて奥行きを出す
壁に掛かっているものを正面から撮影すると平面的に写るためさみしい写真になってしまうので、手前にある被写体を画面に入れて奥行きを出すとよい。
広角+斜めからの撮影で立体感と奥行きを出す
壁際にある貝殻の飾りを撮影。少し斜めから広角側で撮影して画面に空間を作ることで、立体感と奥行きを出している。さらに背景にカーテンを入れたことで奥行きが強調された。
シンメトリー構図で安定感がある写真に
シンメトリー(対象性)の構図は安定感があって安心できる。テーブルセットと左右に引かれたカーテンをバランスよくフレーミングするために縦位置で撮影した。