おでかけ Vol.3
夜景を撮る
街の輝きやイルミネーションの色とりどりの光を写真に収める
ステキに撮る
3つの
ポイント
- カメラを三脚に固定してノーストロボで撮影する
- 日没直後30分が撮影のチャンス
- 真っ暗な部分はできるだけ画面から切る
ペンダントライトと白いボールをバランスよく配置する
この写真のポイントは並んだペンダントライトと手前に置かれた白いガラスのボール。この2つをバランスよく配置することで、魅力的な構図の写真になる。
手前の被写体にピントを合わせる
主役が2つある場合は、手前が中途半端にぼけると目障りな印象になるので、手前にある被写体にピントを合わせたほうが無難。こうすると手前が中途半端にボケるのを妨げる。
ライトを目立たせるために0.3のマイナス補正
0.3だけマイナス補正をして周りを暗くし、ライトとボールを印象的に見せている。
撮影状況
暗くなってくるとお店の中が外からもよく見えます。並んだライトと白いボールが気になったのでそこをポイントにしました。
CAMERA DATA
カメラ | ニコンD100 |
---|---|
撮影モード | 絞り優先AE |
絞り | F2.8 |
露出 | -0.3 |
ISO | 400 |
WB | オート |
外に残照が残っている時間帯に撮る
日没直後はまだ空に明るさが残っているので撮影しやすい。この状態なら空が大きく画面に入っていても絵になる。
縦位置で撮影して高さを強調
ツリーのように高さのある被写体は縦位置にすることで高さを強調できる。また、縦位置にすることで被写体を大きく写せるため、余計な背景をカットできる。作例はぬいぐるみを目立たせるために露出をプラス補正して明るいめに撮った。
プラス補正で光あふれるイメージに
夜景を撮影すると、明暗差が大きいため見た目よりも暗い印象の写真になることが多い。そのようなときは露出をプラス補正すると、光あふれる明るい写真が撮れる。
ソフトフォーカスで幻想的なイメージにする
専用のフィルターを持っていなければ、ストッキングをかぶせてフィルター代わりにしたり、レンズを息で曇らせて撮ると、幻想的な夜景の写真になる。