イベント Vol.4
結婚式を撮る
一生の記念をいろいろな角度から残す
ステキに撮る
3つの
ポイント
- 外光の入らない室内なのでISO感度は高めに設定する
- 近づけない場面もあるのでズームでアップを撮る
- スポットライトが当たっているときはノーストロボで撮る
綿帽子は切って顔が見える三角のラインで画面を構成する
大きな綿帽子は全部画面に入れるとかえって間抜けな感じになってしまう。綿帽子のときは顔が見える三角のラインで画面を構成する。頭を切った分、胸元まで画面に入れて撮るとよい。
やや上から望遠で、伏し目がちな瞬間を撮る
決まった表情をねらうときは、あらかじめカメラを構えておいてその表情が出た瞬間にシャッターを切る、この写真は、花嫁がきれいに撮れる伏し目がちな瞬間をねらった。こんなときもやや上から望遠で撮るとよい。
感度を高くしてストロボなしで撮る
人物をきれいに撮るには、ISO感度を高くしてノーストロボにするとよい。ストロボを使うと、立体感がでない。この写真を撮った控え室は明るい部屋だったので、ISO感度を400に設定。白が画面のほとんどを占めているので、プラス1補正している。
撮影状況
明るい控え室で花嫁はイスに座っている状態。1メートル半くらい離れたところから立ったままカメラを構えて撮った。
CAMERA DATA
カメラ | ニコン D80 |
---|---|
撮影モード | 絞り優先AE |
絞り | F2.8 |
露出 | +1 |
ISO | 400 |
WB | オート |
スポットライトは意外と明るいのでストロボなしでも撮れる
スポットライトで照らされているときはストロボは不要。ストロボを使うと、かえってシルエットになっている部分が明るくなって花嫁が引き立たない。
新郎新婦をぼかすために ポートレートモードで撮る
背景の新郎新婦をぼかすために、ポートレートモードで撮りました。ポートレートモードは、ピントを合わせるとそれ以外のものはなるべくボケが大きくなるような設定になっている。
横顔の表情は 目線の高さから
前や斜め前からではなく真横からの角度なので上から見下ろすと表情が分かりにくくなるため、横からのウェディングドレスの花嫁を撮った。ここでは目の高さから微笑んだ瞬間を撮影した。
記念に残る小物の写真も撮っておく
記念に残りそうな小物の写真も撮ると結婚式の雰囲気がより出る。グラスに赤いリボンを結んでハート型にしたところを撮った。