埼玉菜園（土蜘蛛）

暖かい陽気は一週間でルッコラを大きく育ててしまいました。冬を越してトウ立ちをしてしまいます。一部を収穫すると大きなレジ袋が一杯になり、持ち帰っても食べ切れません。このまま破棄の憂き目に遭うのか？利用法があるのか？育てている身としては辛いですね！

掘り残しの馬鈴薯が芽吹きました。葉の葉脈がアントシアニンを含んでいることを示していますからシャドークイーンですね！今年は植え付けを致しません。ささやかな配当になります。

百薬も芽吹きました。

スイセンの葉に斑が入っています。変種か？では無くウイルスに感染したスイセンモザイク病です。アブラ虫が媒介する前に掘り起こして破棄を致します。

ミョウガの根を戴き植え付けようと思いましたらヘクソカズラ（屁糞葛）の年代物を見つけました。庭石の下にまで根を張り、掘り起こすのが大変でした。

何と地蜘蛛の住処まで掘り起こしてしまいました。普段は目にしない地蜘蛛は大きく身を引いちゃいました。
ツチグモは仮面ライダー最初の敵として登場しますし、日本書紀にも登場する異族視された集団がいたようです。

花が終わりボウボウのサザンカを剪定し粉砕しました。広葉樹の葉は良い堆肥になります。
米糠と合わせて野積み致しました。

春は植え付けが忙しい。八頭と落花生用にHONDA PIANTA で暫しのお遊びを致しました。

山椒の若芽で木の芽と呼ばれます。花芽も付いていますね！花芽を炊いたのが花山椒で結構なお値段がします。
花山椒を作るほど量がありませんで、若葉毎摘んできました。

木の芽佃煮を作りまして味付けは宜しいのですが、調理法が悪いのか？ガジガジでしっとり感になりませんでした。もう一本の芽吹きの遅い品種がありますので再挑戦することにします。
味付けは、木の芽５０ｇに常きげん（日本酒）大匙３、たまり醤油大匙１，白ワイン大匙１、シェリビネガー小匙１、味醂小匙２、三温糖小匙２の組み合わせでした。

翌日に春満喫の木の芽パスタを味わいます。筍だけは埼玉菜園にありませんので国産水煮を使用しました。パスタの茹で上がる２０秒前にのらぼう菜を投入して茹でます。
オリブオイルに大蒜と鷹の爪の香りを移し、バター一かけを落とし筍に火を軽く通しパスタの茹で上がりを待ちます。パスタを絡め、刻んだ木に芽をまぶして出来上がりです。
木の芽は油分で包まれ穏やかな自己主張をしていますね！噛みしめると春の香りが鼻孔を刺激し、僅かの期間の木の芽パスタでした。