修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2013.07.19【Vol.977】
ニンジンの発芽も上手くいき生育も順調だったのです。所が、早めの5月に梅雨入りしてから梅雨らしくない少雨です。訪れる度に緑が褪せて行きました。
オマケに夜盗虫の食害に遭い補殺をしてきました。でも、此処に来て確実に緑が消えて行くのです。回りを掘り起こしたのです。なかなか見つかりません。やっと見つける事が出来ました。名の通り昼間は土の中に潜り、陽が落ちると這い出して作物を食害します。
ニンジンの根元も緑が褪せ元気がないですね!小さな蟻が群れていましたからアブラムシでしょうか?蟻に嗅覚があり嫌いな匂いになるか?忌避剤になるか?と木酢酸を散布してみました。
順次手入れをして来たのですが、塀際の事もあり見過ごして来たのです。酷い状態になってしまいました。風通しも悪くなり、病気の巣窟になりえますので手を入れる事にしました。
手を入れ出したのは良いですが、シダ類が蔓延り、屁糞蔓も蔓を複雑に這わせていました。
鎌と移植コテでは立ち向かえずスコップ迄持ち出したのです。
暑さで一気に、の元気がありません。今日は此処までと致します。放置したツケの大きさを実感した次第です。
枝豆の本葉も元気に広がり、枝も分岐を始めていました。
此処には阿波国蕎麦友さんから戴きました山形の秘伝大豆を播種し、ビニールハウス用のパイプを利用し、防鳥布で覆ったトンネルで保護してあります。
萌芽したては大豆モヤシ状態ですから野鳥にとっては御馳走です。食害から守る意味があります。この後、網目の細かい防虫布に取り替えます。と申しますのも秘伝大豆は美味しいのでダイズシンクイムシの標的になり、一昨年は全滅、昨年は薬剤散布で収穫にこぎ着けました。でも無農薬で育てたいとの思いが防虫布で保護した栽培を試みる事にしました。
播種して二週間目、右側が秘伝大豆で発芽率は良いですね!所が左側に播種しました元丹波(丹波黒豆)の発芽率が良くありません。24年度産ですのでもそっと発芽しても良さそうなのですが、ハイブリット種なのでしょうか?
地産地消の品種甘甘娘。名の示す通り甘く美味しいい品種です。昨年は美味しく作る事が出来ましたが、今年はアワノメイガに狙われ心配しました。此処にきて第一果の実が膨らみ髭の先端が枯れてきました。髭の枯れ具合で収穫時期を知るようですが、試しに皮を剥き、成熟度を確認し、1本持ち帰りました。
お隣さんが植えたナスと胡瓜。お持ち下さいとの事で戴きました。
ニンジンはもそっと大きく育てたかったのですが、一部、サラダにと持ちかえりました。
第2果はヤングコーンとして持ち帰り旬をパスタで味わいました。
右はヒラメのカルパッチョです。実は紫玉葱を収穫したのは良いのですが味わっておりませんでした。お裾分けした御近所の方が甘くて美味しかったとお礼を言われて食材としました。埼玉菜園産ルッコラの上に紫玉葱スライス・しょぼかったニンジンの千切りを敷き、ヒラメを乗せスプラウトを散りばめます。
ドレシングは、しょぼいニンジン・黄色玉葱・大蒜を粉砕してサラダオイル・白ワインビネガー・砂糖・塩・胡椒にデジョンマスタードを加えて作りました。リンゴを加えればキャンティドレッシングになりますね!家族に好評でした。
アピオスの花を持ち帰りお茶にする事にしました。
房を解し、3日天日干してから弱火で焙煎をしました。
思ったほど不味くはありませんでした。焙煎したことで青臭さを感じず、焙じ茶の香りと仄かに花蜜の甘さを感じます。