修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.02.07【Vol.1055】
新年早々の行事ワイン新年会。参加者は思い思い持ち寄るワインが木戸銭になります。
早稲田の蕎麦友のお国は富山県。奥様仕込みのヒラメと甘エビの昆布締めを持参されました。北前船の航路に当たるお国は昆布文化です。
昆布文化だけではありません。山海の食材で麹文化も花開いています。
ブリの蕪漬け、イカと鮭の麹漬けです。何処からもなくワインより日本酒の声が上がります。店主、日本酒は封印してあるから出ませんよ!となり、声が小さくなった次第です。
其処へ元仏国蕎麦友が目出度い奈良の今西清兵衛商店の春鹿を木戸銭としたのです。
シュンとした声が大きくなりましたね!飲んでみたら美味しいのです。
ワインにも精通した元仏国蕎麦友は日本酒選びにも長けています。
阿波国蕎麦友さんより届いていましたハマチも用意されていました。
鮮度良くプリプリで美味い。
たかさご4代目が仕込みましたマダコの薫製咬めば咬むほど旨みが染み出てきました。
好き嫌い女王が練馬で育てました大根のコンソメ煮を持参しました。一緒に持参されたキノコベースのドレッシングで戴きます。
根菜をふんだんに使用した牛スジ煮込み。春鹿にピッタリの肴となりました。
好き嫌い女王はフォアグラが好みです。持参したバケットにフォアグラペーストを塗り、好き嫌い大王持参のブルーチーズを加えますとワインが進みました。
加齢でしょうか?お酒の嗜みを会得したのでしょうか?消費量が伸びませんでした。
酒豪が不在なのも原因と思います。
兎も角、新年早々から美味しいワインに出会え、至福の時間を過ごすことが出来、残り364日の糧となりました。