修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.07.04【Vol.1114】
素材を厳選した生鮭で自家仕込みした“まかない料理まないた”の塩鮭を味わうことが出来ました。塩締めして旨みが凝縮されていて塩辛くないのです。人気の筈ですね!
昔昔でしょうか?焼き上げると腹身と皮に塩を吹き出した塩鮭がありまして捨てがたいのですが、昨今の塩鮭は美味しくありません。鮭に異変が起きているのか?養殖からなのか?
海自体が変化してしまったのでしょうか?
近くに“豚汁定食”が売りの“たちばな”と言うお店がありまして、塩鮭が付いてきました。おばあちゃんが仕込む豚汁も美味しかったが、塩鮭の味が忘れられません。何時しか代が変わってから訪れることはありませんでした。
今日も何やら塩締めしています。尋ねると鯖を2時間程粗塩で締めます。と教えてくれました。
大将の厚意で一切れ頂いちゃいました。隠居人、好んで鯖を楽しみません。
阿波国蕎麦友さんにも言われてしまいますが、生きの良い鯖に生臭さは無く美味しいのだ!と。恐る恐る味わいました。??生臭さは感じず美味しかったです。塩締めしたことで身が締まり、旨みが凝縮されたのですね。作ってみたいが、鯖の生き腐れと言いますから、生きの良い鯖を手に入れるのは難しいですね!
後に大将の仕込む塩締めを参考にカツオのブレザオルを作ることになりました。
乾門を出ますと人々の流れは右か左に分かれます。
右に歩みを進めメトロ竹橋駅に隣接したパレスサイドビルがあり、B1に飲食街があります。
遅お昼となりましたが、ビルB1の飲食街もとんでもないことになっていました。
それもそうですよね!初日に訪れた方は5.5万人。各店に行列が出来ています。
選んだお店は、異国人が多々楽しんでいるSAPANAとし、好みのマトンを選びました。
時として調理人が異国人でも甘いナンの時があり閉口する時があります。塩味で安心して代わりをしました。(950円)お国や地方によるのでしょうか?
男性でも女性でもホームセンターは楽しいところで時間の過ぎるのも忘れてしまいます。
ピアノ線を求めに新宿東急ハンズに赴いたのです。目的は満たしましたが、興味を掻き立てる商品が多々あります。
園芸コーナーにはヨーロッパ野菜の種がありました。育てるのは難しいのでしょうね?
手な訳で蝶が密を求め花から花へのように棚から棚へと歩き回り、甘味を求め7FのCAFE papas で休息をとりました。
新宿伊勢丹kitchen stage 今回は「異国の食文化を愉しむ」ブラジルフェアで日系3世ヒラタ・マリ氏が供します。
スターフルーツを配したサラダに合わせたのはマンゴードレッシングが気に入りました。
後に我流でドライマンゴーを利用して作ってみましたら家族に好評でした。
昔ボボ・ブラジルと呼ばれたプロレスラーがおりました。
実はブラジルを冠していますが、 ミシガン州ベントンハーバー出身のアフリカ系アメリカ人でした。
ボボ・デ・カラマオ(bobo de camarao)ブラジルとアフリカのコラボ料理でバイヤー州人気の煮込み料理とのことです。味わったことがあるのでしょうか?
エビ殻で採りましたスープにトマトソース・ココナッツミルクにキャッサバ芋でとろみを付けて優しい美味しさでした。
ブラジルへの赴任歴が長い阿波国蕎麦友さんによりますとフェイジョアーダ(feijoada)がブラジルを代表する黒豆シチューとかで、事前に知ったならば此方を選択したので残念な思いです。
刑事ドラマにカツ丼、庶民的な家庭料理ですね!時として無性に味わいたくなる丼です。
町場の蕎麦店ですと短冊に丼物があります。蕎麦と丼は相性が宜しいのですね。
講義前に池袋西口高田屋で好物の両者を味わったのです。
和食がユネスコ無形文化遺産に登録されましたね!浮世絵は印象派のモネ・ルノアール・ゴーギャンら多くの画家に影響を与えました。
和食、特に出汁取りに使われる鰹節・昆布がフレンチに影響を与えていると申しますが、それらを輸出するには、まだまだ障害があるようです。
とな訳で料亭へ赴くには敷居が高く、下世話ですが財布の中身が心配になります。
気軽に味わえる新宿伊勢丹kitchen stageで正月屋吉兆に触れてきました。
先付けは五月和え(5種の野菜)それぞれの素材を生かした優しい味です。
お作りの「発鰹の焼霜造里」と「静岡県産桜海老御飯」に若布の赤出汁です。
今年は海水温が低く鰹の回遊が遅れて高値が続いているようです。低温が解消することを願わずにはいられません。
桜海老御飯が美味しかったです。
デザートは苺ゼリー寄せサバイヨンソース。フレンチの定番サバイヨンソース。
ホワイトアスパラで味わうと美味しいのでは無いでしょうか?涎が出てしまいました。
丁度、生桜海老と愛知県産天然浅蜊を頂き参考にさせて頂きました。
米2合・桜海老100g・水270ml・煮きり酒100ml・塩3g
お米は洗って笊にて水切りをしておきます。贅沢にお酒は真野鶴純米を使用してしまいました。料理酒より良いお酒を使用した方が美味しく炊きあがります。
炊きあがりましたら軽く混ぜて茶碗に盛り、白胡麻を掛けて千切りの大葉を飾ります。
日本酒を使用したことで生臭さは消えています。家族にも好評でした。