修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.04.25【Vol.1087】
徳島での泊まりは直接Web予約した方が最安値のワシントン・ホテル・プラザです。
夕刻にはお遍路さんも到着していました。
街の明かりが輝きを増してきましたね!楽しみにしております徒歩5分ほどの“なつめ”へ向かうことにします。
ホテルの通りを渡りまして小径に入ると夜の街でした。スマホを所持していない隠居人。
お店の経路をPC画面からデジカメに移しナビとします。
薄茶色の二切れは鳴門鯛眞子の煮付けでした。魚卵を煮付けると、一粒一粒が主張してパサパサ感がします。明太子の場合は粒粒の食感が美味しく樽底は“ういろう”みたいで美味しくありませんね!鯛の眞子は舌触り良く隠居人、初めての食感でした。
バイガイも良い仕事で美味しかったです。
アナゴの幼魚“のれそれ”です。阿波国蕎麦友さんがFBにポストした珍味ですね!
徳島はちりめんが有名です。以前はイワシシラス漁の邪魔者でした。網に入りましたアナゴの幼魚を取り除くに手間がかかり、おのずから廃棄物ですのでお値段は捨て値同然だったと申します。時代は移り、今では高級食材で“シラス”より高値で取引されています。
是非とも味わいと注文いたした所、思わぬ注文で在庫が底をついてしまったのです。
いやはや味わいたかったのですね。
困り顔でいますと大将が弟さんのお店から取り寄せてくれたのです。
紹介いただきました阿波国蕎麦友さんに感謝です。
透き通りました姿に小さなお目目が二つ。甘さと優しい歯ごたえがあります。
東京湾の江戸前アナゴは有名ですから生息していますよね!でも、わざわざアナゴの幼魚の漁をする方は居らないようです。静岡ですとシラス漁をしていますので味わえるかも?と大将が話されていました。
アオリイカゲソのヌタです。アオリイカなぞなかなか食す機会がありませんから、ゲソと言えども機会が訪れることは無いですね!隠居人ヌタ好きなので頼んでしまいました。
酢味噌は注文客が多いのか?寝かせることで熟成するのか?瀬戸製の甕に仕込んであり、優しい酢味でした。合わせたのは玉葱とネギの雑交配の“わけぎ“。ゲソ共々甘く柔らかく美味でした。
何と呼んでいたか忘れましたがマグロの子供、サヨリ、カツオの叩き、鳴門鯛、アオリイカ。大将が一人でも色々味わえるよう調えて頂きました。
カツオのタタキを柚子果汁と柚子胡椒の塩タレで味わうのは初めてです。これから脂が乗ってくると幾らでも食べられそうですね!塩だれ良いですね!でも隠居人手作りの柚子胡椒が無いのが残念です。カツオを味わう時期は長いですから、手作りが間に合うかも知れません。
大将がカツオのタタキ一切れはポンズで味わいますか?ともみじおろしが入ったポン酢を用意してくれました。このぽんず美味しすぎます。
お腹に溜まるビールは一杯にして白ワインハーフボトルで楽しむことにしました。
大将が少なめに盛りつけましょうと配慮頂きました阿波牛のローストビーフ。素材を見抜く目も確かでスジっぽく無くとろける柔らかさです。阿波牛は阿波国蕎麦友さん推薦でした。ステーキも美味しいのでしょうね?何時になるか判りませんが、再訪の楽しみと致しましょう。
徳島の夜を楽しみ脳の信号が満足の信号を発してきました。
飲みました後はラーメンが相場のようですが、隠居人は好みません。同じ糖質でもお米でなければならないのです。
お品書きから選びましたのは高菜の浅漬けの葉で包みました熊野地方の郷土料理「めはり寿司」です。
程良い量であり、脳がより強い信号を出しましたのでお店を後に致しました。