修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.12.19【Vol.1178】
立木が電飾されクリスマス気分です。陽が落ちましても暖かさが続いている日でした。
4月鳴門でお世話になりました蔵元との再会。新料理長の創作料理と蔵元推薦のお酒に鳴門食材のマリアージュを友人と楽しみに来ました。
創作料理に合わせたお酒が供されるようです。
危ないお酒「吟醸しぼりたて・生原酒」通称生缶も顔を揃えていますね!
外気も温かい。若干暖房も効かせているようで酔ってしまいそうです。
鳴門金時・銀杏・栗・麩・合鴨ロース・茸・白和合の前菜。
以前「世界ウルルン滞在記」なる番組がありました。栽培農家の平田さんと共に俳優の津田寛治さんがニューギニア島西部パプア州ニナブナ村の山岳地帯に住むラニ族に鳴門金時の栽培法を伝授したのです。しかし病気になったりして収穫量は僅かでしたが、余りの美味しさに村長は涙を流したのでありました。
その後、日本で栽培技術を学び生産が定着し「キントキ」と呼び人気の野菜となりました。
凌ぎ:穴子&蛤の握り。
造り:鳴門鯛昆布〆に鮪。折角でしたので鯛の湯引きを一片欲しかったです。
また、大根を桂むきしたツマのシャキシャキ感が良いですね!
煮物:鰊山掛け・茄子。
焼き肴八寸:国産牛ロース龍田焼・かます・生野菜添え。
旅行先で味わい忘れた阿波牛ですと嬉しかったです。
箸休:鯛の酒盗・ボタン海老和合。これは堪りません。お酒がすすんでしまいます。
お酒ごとにグラスが替わります。家庭では演出出来ない良き雰囲気です。
ならばお酒が進むかと言えば。。。弱い隠居人、酔いが幾ばくか襲ってきました。
味わいましたのは“純米吟醸・阿波山田錦”“旨口 純米吟醸原酒”“鳴門鯛 大吟醸”
“純国産 無添加純米”“黄金純米「2007年譲造熟成酒」”
“黄金純米「2007年譲造熟成酒」”は長い眠りの中で角が取れ、大人になったお酒の感がしました。
蒸物:金目鯛芝蒸し。
食事:鯛飯・粕汁。大吟醸の酒粕を使用しています。家庭で作ると酒粕を多く使いがちです。友人が「この按配なのか!」お互いが、相共存する割合が大事なのですね!
水菓子:柿・笹カスタードで全ての料理を味わいました。
危ないお酒、「吟醸しぼりたて・生原酒」通称生缶が蔵元の配慮で飛び入りしてきました。
美味しくホロ酔いにダメ押しをされてしまいました。
帰り道、火照った頬を冷やす季節だったはずが酔いを助長した外気温でした。