修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.06.06【Vol.1105】
24日付読売新聞夕刊に「メトロ世紀の難工事」なる記事が載りました。
何故、路線営業中に大工事に挑んだのか?そこにはメトロの止むに止まれぬ事情があったからのようです。タモリさんなら喜んじゃったでしょうね?
千川駅と小竹向原駅間で副都心線と有楽町線が平面交差していたのです。開業当時と比べ本数が増え、遅延が発生する原因でした。
遅延を解消すべく新たに新トンネルを掘り立体交差にする工事が行われていました。
地元の方から工事現場見学会の情報を得ていましたが、整理券の配布がAM7:00からでしたので諦めていました。
所が、前日夕方に1時間繰り下がると連絡が入り、新聞記事のこともあり出掛けてきました。
滅多に見られない地下鉄工事現場見学会ですから人気を集めましたね!
隠居人、乗り継ぎが上手く行きましてAM8:00前に並ぶことが出来ました。
早くも列が長くなり希望者全員見学が出来るのか?
仲間4人分、最初の組みの入場整理券を手に入れることが出来ました。
2時間の待ち時間を利用して、参加者と近くのジョナサンで朝食を摂りました。
朝食から戻りますと全ての会の配布終了。予定外に希望者が集まり、定員を大幅に増やして対応を致したそうです。町会の役員の皆様、説明を頂く清水建設並びに東京メトロの関係者に感謝ですね!
工事現場に入るに当たり、注意事項の説明とヘルメットの貸し出しが行われました。
安全扉が開かれ工事現場へと通じる階段を降りることになります。
工事現場内は撮影禁止。撮影できるのも此処までです。
全員が入坑したところでDVDによる工事の概要が上映されました。
安全上、トンネル内を見ることは出来ませんでしたが躯体工事で開削し、仮道路面との間の空間に張り巡らされた通路を、腰を屈めながら見学していきます。
地下には生活に必要な設備が埋設されています。太い水道菅は幾本もの吊り金で懸垂されています。
此処が出口と隠居人、指さしします。
工事は終電から始発までの僅かな時間とのことでいたって静かでした。
僅かな距離ではありましたが、貴重な体験をしてきました。
最後に見学記念のノベルティを頂き帰途につきました。