修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2014.05.30【Vol.1101】
埼玉菜園へ向かう車窓が、田起こしから始まり田植えが終わった風景に変化していました。
あっと言う間に百薬が開花していまして、一部は散り始めていました。
昨年は大豊作のキウィーが開花しました。
実が成りすぎて疲れたのでしょうか?雌花が少なめです。
茗荷を育てる場所としたのです。所が蕗畑になってしまいました。
腰を伸ばし伸ばし蕗を除去したのです。除去して分かったのですが、茗荷の地下茎と蕗の地下茎を混同してしまったようです。取り残しはあると思いますが、成長旺盛ですので暫くは経過観察が必要のようです。
玉葱の習性は面白い。成熟した合図として倒れるのです。
他の作物では的確に成熟度合いを目にすることは希です。
倒れると言うことは葉からの養分は要らないよ!お腹が一杯だから。。。なのでしょうかね。
牛込柳町つづくの元祖わさび飯は病みつきになります。清流に育つ山葵と違い畑で育ち明治期に食用としてやって来ました。
ローストビーフに欠かせない薬味ホースラディシュと申せばお分かり頂けると思います。
日本原産の山葵も蝦夷山葵も同じアブラナ科なのです。
いざ育てると種としての入手は難しさがありますね!でもデパ地下野菜売場ですと簡単に手に入ります。又の名を「レホール」と表示されている場合があります。
-隠居人も求め、試しに植え付けましたら芽吹きました。
カメラ修理同好会の方が菜園を愉しんでおられ、頂きました菊芋が萌芽致しました。
菊芋はキク科ヒマワリ属で北アメリカ原産、江戸時代末期に家畜の飼料として導入され「豚イモ」と呼ばれたのです。又、繁殖力が強く環境省から要注意外来生物に指定していると言います。是はとんでもない作物を頂いちゃったと思いました。
所が天然のインシュリンと言われる「イヌリン」と言う成分を豊富に含み注目を集めているようです。
でも繁殖力が強く要注意外来生物と言われていますので、埼玉菜園に蔓延らないようしっかりと管理したいと思います。
同じく頂きました南米高地原産、キク科のヤーコンも萌芽しました。
フラクトオリゴ糖が多く含みます。人の消化酵素では分解出来ないフラクトオリゴ糖は腸で善玉菌(ビフィズス菌)の栄養源となり、悪玉菌(ウェルシュ菌)には利用されず整腸に役立つと報告されています。
消化できないからダイエットに繋がり便通が良くなる。問題は、美味しいか?ですね。
トウモロコシは不揃いの成長ではありますが元気です。
お隣さんから甘味の差し入れがあり、元気を取り戻してもうひと踏ん張りして菜園を後にしました。