新玉葱を味わう

都営大江戸線牛込柳町より程なくの場所につず久の看板が輝きを増していました。
寒さが増します寒の時期、首を竦めながら蕎麦打ち仲間が集まりました目的は、新玉葱を味わいましょう！なのです。
埼玉菜園では苗の手当を忘れ育てることが出来ませんでしたが、この時期、寒さをしのぎながら成長しても鱗茎が姿を現してはいません。
日本列島は広いですね！地域によりましては新玉葱が収穫出来るのです。

新玉葱丸ごとにベーコンを巻き、粗挽き黒胡椒で風味付けしアルミホイルで三重に包みます。時間を掛けて真っ赤に怒った備長炭上で蒸し焼きにします。
ですので、注文しましてもおいそれと応じられないのです。席を予約し、時間を指定しますと大きなアルミ箔団子が酒を舐める間もなく供されます。

舌を火傷しないよう、フ～フ～しながら頂けば塩加減宜しい中に甘味が口中に広がります。
生の玉葱は辛いと感じていまいます。サラダに使用する場合は水に放して辛味を抜きますが、辛味成分と甘味成分は同居しているようです。
加熱することで辛味成分が分解されたり揮発したりして変化しない甘味成分を強く感じるからのようです。
身を食して残りましたスープは絶品ですね！風邪予防？になりますでしょうか？

野菜が入りました居酒屋の卵焼きは大きく栃尾の油揚げの大きさでした。
蕎麦店の出汁巻きとは違い新鮮でした。

タタキまぐろ。
このまま御飯に載せれば、日本橋つじ半のぜいたく丼になりますでしょうか？

牡蠣の生育が遅れているようです。平安美人のふくよかさとはいきませんでした。

何時も感心します緑が美しいゴーヤーチャンプル。

飲兵衛には堪らないゲソのワタ包み焼き。隠居人、飲兵衛でないから。。。遠慮しました。

裏メニューのキンキ鍋。
金目鯛とは違います。金目鯛はキンメダイ科、キンキはカサゴ科で又の名を喜知次とばれます。京都祇園に同名のお店「喜知次」がありますね！一度は訪れてみたいお店です。
外観は赤色で素人目には判断が難しいですが、お値段に大きな差があります。
カサゴは刺身でも煮付けでも美味しい魚ですから推して知るべし、炊きあがるのが楽しみです。

美味しく頂いた後は定番の雑炊です。キンキから出ました出汁は最高！
名物わさび飯の代わりに美味しく頂いてしまいました。