修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2015.12.11【Vol.1299】
旅行中は体重が増加傾向で八甲田3日の朝食は控え目です。
今日は雲の流れも穏やかで八甲田ロープウェーは670mの山麓駅から1320mの山頂公園駅へ短時間で運んでくれます。
春に滞在した時は荒天で運休でした。秋の訪れ初日は運行時間に間に合いませんでした。
2日は強風で運休。春から数えますと延5日を要して山頂へ向かいます。
山麓駅近辺の黄葉したブナも頭部は散り終わり、風が吹く度に舞いながら厚き落ち葉の布団を敷いておりました。
ブナ林は眼下に流れ行き青森市を望み陸奥湾の広がりが望めました。ブナ林を分割しているのはスキー道でしょうか?
間もなく山頂駅です。北側斜面のアオモリトドマツとダテカンバに霧氷の花が咲いていました。外は可なり寒いようです。
紅葉が綺麗なナナカマド(バラ科)の実も凍りつき小さな実がより小さくしています。
ナナカマド(七竈)を名付けた方は試したのでしょうか?大変燃えにくく七度燃やしても燃え残る俗説があります。
実際は良く燃え決して燃え残ることは無いといいます。別の意味があるのでしょうね。
果実はジャムや果実酒に利用されます。
山頂駅から高層湿原を巡るハイキンギコースがあり、時には熊も出没すると申します。
クマザサの木道を歩きます。
右に向かえば酸ケ湯まで下りられます。手が悴む寒さで30分コースを散策いたしました。
草紅葉(ヤチスゲ)の頃は素晴らしい景色が広がる田茂萢(たもやち)。沼の水はさざ波も起きません。氷が張っているのでしょうか?
余りの寒さに足早に去ることにしました。
壮大なダケカンバの群生動画をご覧になれます。
下り八甲田ロープウェー動画をご覧になれます。
旅とは天候との折り合いが悪いと楽しみは半減してしまいます。
今回、最終日に折り合いがつきまして楽しい旅行を締めくくることが出来ました。
この後、三内丸山縄文遺跡へ向かいます。