修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー
2015.11.27【Vol.1294】
穏やかな朝陽に照らされた城ヶ倉大橋を堪能しR334からR103に戻り酸ヶ湯から傘松峠越で奥入瀬に向かいます。R334からでも十和田湖に向かうことが出来ますが、R103のが便利なのでしょうね!ドライバー任せです。春は車窓からのじごく沼でした。
ダケカンバは落葉状態で骨組みと化した木肌をさらしています。
撮影適地のようで路肩に数台の停車が見られます。我らが一行も時間を取ることにしました。
峠手前でフロントガラスに雨粒が潰れ、次第に雨量を増したのです。
乾いている紅葉より雨に打たれた紅葉に風情ありです。
車を降り撮影中も雨粒と雨垂れの複合が髪を濡らします。敷き詰められた落ち葉に何とも言えない風情を感じ取りました。
帰り道、地獄沼に差し掛かりますと雲間より沈みゆく初冬の陽が最後の輝きを放っていました。
お~っ!!路線バスも一時停止して乗客サービスに勤めます。
夕陽は地獄沼を囲む落葉したダケカンバを照らし、あたかも紅葉している様に見えます。
同じような情景を写真雑誌で見たことがあります。出会いを求めても出会えない自然現象ですね!厚い雲の切れ間から差し込むスポットライトの下部を山が遮り、ダケカンバの上部のみを照らしたのです。一秒一秒刻々と変化する幻想的な場面を一同夢中で記録したのでした。
宿に着きました頃には影絵の木々と黄昏に月が輝き、黒雲が足早に横切っています。
上空の風は強そうです。残された時間は明日のみ。穏やかな中、八甲田ロープウェーは頂へ運んでくれることを希望します。
2015麺産業展で出会いました日本初上陸のオーガニック発泡赤ワインLAMBRUSCO
OPERA02はイタリア・エミーリアロマーニャ州モデナ市の南に位置するワイナリーで生産され輸入元にお願いし、此度の旅行に間に合いました。
(http://www.opera02.it/EN/chi-siamo.html)
炭酸の泡が口中を僅かに刺激した後に深い赤ブドウの風味が咽頭を駆け下り、良き香りが鼻孔に抜けていきます。オーガニックの中でも酸化防止剤亜硫酸塩の添加量が抑えられており後味に嫌味を残さないのです。
隠居人、この発泡赤ワインが口に合います。八甲田最後の夜を皆とLAMBRUSUCOで乾杯したいと思います。