埼玉菜園（しぶと草）

シベリア虎が吐き出す冷たい空気は埼玉菜園駅傍らの桜の花保ちを助けていました。

４月８日は真冬並みの寒さ、霙交じりで積雪を記録した所もありました。 地道にコツコツ育てましたソラマメが心配で確認に来てしまいました。顕著な被害は見られません。低温被害で収穫に至らなければ連作に不向きのソラマメは５年程作付け出来ないのです。面積が限られた家庭菜園の泣き所、５年後と言うと隠居人鬼籍に入っているやもしれません。何としても収穫に繋げたいです。

右上から時計回りにドウダンツツジ・アイリス・チューリップ・ローズマリーが開花していました。怪しい青いローズマリーの花を初めて見ました。

芝生にドクダミが顔を出しています。敷石を剥がすと地下茎を縦横に延ばしています。 ドクダミはしぶと草の別名があって駆除するに大変です。地下茎の破片を少しでも残すと芽を出すしぶとさなのです。地下茎を追いかけながら掘り出します。

僅かな面積でしたが掘り出したドクダミは小山ほどになりました。

序ですので沈み込んだ他の敷石も剥がしたのです。敷石が沈み込んだのか？芝が厚みを増したのか？敷石が沈み込むと芝に覆われ手入れが大変です。沈み込まないよう栗石を入れて様子をみます。

都合4枚の敷石を処置し、芝生と同一面になりました。

勢力内のドクダミが域外に地下茎を延ばさないよう処置しなければ元の木阿弥。 近所の種苗店に相談し、樹木に影響を与えない除草剤を求め、薬剤が効くよう展着剤を加えて噴霧致しました。噴霧器は使い回し、薬剤が残っていると問題ですから洗浄を良くするようにとの注意が有りました。

菜ものを播種するにトンネルを作ります。これからは害虫天国、薬剤を使用しませんから穴だらけとなります。虫食いを防ぐに防虫布を張り予防します。

播種したのは４種です。

蝦夷山葵（ホースラディシュ）の葉が辛味好きの害虫に食害され葉脈のみの情けない姿になっていました。付近に害虫はおりませんでした。 後ほど心当たりの害虫がおりました。其れはヨトウムシです。次回、株元を掘って探してみる事にします。

ささやかですがキヌサヤを収穫しました。ブルーム（果粉）の白い粉で覆われているのは新鮮な証で水分の蒸発を防ぐ役割をしています。 でも、近年ブルームの白粉感が嫌われていると言うのです。嫌われては大変とブルームレスきゅうりが主流のようです。今度お店で確認してみることに致しましょう。 時代と共に価値観が変化します。トマトは甘いのが主流。昔の青臭く種周りに酸味を感じるのがトマトの本来の美味しさかと思いますが･･･！