埼玉菜園（菊芋の収穫）

いよいよ寒さ増す寒に入り、半年を掛けて育てました津久井在来大豆での味噌仕込みを迎えようとしています。
埼玉菜園も赤城おろしが吹き「雲止まるを許さず」と吹き付けていました。
それでも落ち葉を除きますと春の訪れを待ちわびるように蕗の塔に膨らみが見られます。

雑草もロゼッタ状に葉を広げ冷たき風を凌いでいました。傍らのコンクリートのお陰でしょうか？石垣イチゴ環境ですから寒さの中で日中温められたコンクリートを湯たんぽとして成長するのですね。

キウィーの落ち葉に喧騒に泣いておりましたアブラゼミが横たわっていました。

掃除をしたばかりなのに肥料袋二袋もの落ち葉を片づけ、米糠を加え堆肥と致します。

菊芋とヤーコーンを掘り上げました。
両者ともカメラ修理同好会で家庭菜園をされている方より戴きました種芋でした。
先ずは菊芋！如何にして味わうのでしょうか？
菊芋はデンプンを含む芋とは違いキク科ヒマワリ属の多年草で江戸末期家畜の飼料として栽培され「ブタ芋」と呼ばれていました。又、繁殖旺盛で環境省より要注意外来種に指定されている側面もあります。

暖冬予報が一転して寒さが厳しいようです。でも表土に凍結がありませんでしたから温かいのでしょうね！作物を育てるには土づくりと、２０ｃｍ程掘り下げて深度の土を活性化する事にしました。
２×４ｍの作業をしたわけですが腰に負担が掛かります。

完熟堆肥４０リットルを施します。

冬場にお出ましの機会が無いと思っていたPIANTAで耕運します。
土を除かなければ此処まで深く耕運は出来ません。都合４０ｃｍに酸素を供給した事になります。良き実りに繋がれば良いですね！
残りも同じように作業するか？は腰と相談いたす事に致します。

掘り下げた時はシャベル。戻す時は除雪用に備えてあります石炭スコップを使用します。

土を掘り下げた時に百合根も掘り下げてしまいました。環境が宜しいのでしょうね！随分と数を増しました。食用百合ですので味わってみましょうかね？

菜園に見慣れぬ野鳥が訪れました。目の回りが白く縁取りしてあります。羽根の色からしてメジロではないようで野鳥とは思えない人なっこさで足元に寄ってきました。
FBにポストしましたら書き込みがあり、渡り鳥のジョウビタキとの事でした。

菊芋にはゴボウ・タマネギ・ニンニクに含まれているイヌリンを多く含有しています。
イヌリンは人の消化できない食物繊維で体外へ排出されます。
その際に他の炭水化物の糖分を取りこんで一緒に体外へ運び出す優れた働きがあります。
と言う事は、糖が吸収されるのを防いでくれますから血糖値の上昇を抑えます。
生食出来るとのことでオリーブオイル・白バルサミコ酢・黒胡椒で和えてみました。
食感はシャキシャキで素材の甘さを感じました。不味くはありませんね！
健康食品と考えればこれ以上の作物はありませんね！ピクルスにしてもシャキシャキ感が残り美味しく戴けるようです。